ほっき貝のとれるまで

漁獲方法

砂に潜っている貝を船上からの高圧水流で掘り返す「噴流式ケタ網」という漁法を取り入れています。
貝を傷つけず網に入れることが可能で、小さな貝はすぐに海へ戻されます。（※）
この漁法をいち早く取り入れたことも、現在の生産量に繋がっていると言えるでしょう。
※苫小牧漁業組合では、水揚げする貝の大きさを横幅９cm以上のものに限定する事で、資源保護を行っています。

早朝から始まるホッキ漁

まだ薄暗い中、港を出港。漁場へは３０分〜４０分くらい、水深５〜６mの場所にほっき貝がいます。
漁を終えて帰港するのは６時半頃。
荷揚げが終わった頃には、朝日が眩しく漁船に降り注ぎます。

水揚げされたほっき貝は朝８時頃、市場で競りにかけられた後、
各方面へと出荷されます

念入りにサイズ選別されたほっき貝がずらりと市場に並びます。
このほっき貝を厳しい目で検品して、買い付けするのが仲買人の皆さんです。
こうした過程を踏み、スーパー・小売店などに商品として並びます。